牛飼い指南書

農業で生産性のある豊かな人生を

雄牛にも発情はある?

雄牛にも発情はあるの?

 

答えは、あります。

ただし、去勢されると性ホルモンの関係で、抑制されます。

 

性成熟、すなわち大人になると、特定の時期に発情行動を示します。

 

この時期は、雌牛が発情する期間と一致することが多く、交尾の機会を求めて行動します。

 

牛の雄の発情は、主に性ホルモンであるテストステロンの分泌によって制御されます。

 

テストステロンが上昇すると、牛の雄は性的に活発になります。

時には、他の牛に対して興奮や攻撃的な行動を示すことがあります。

 

発情期の雄は、他の牛を嗅ぐ、舐める、鳴いたりといった行動の増加などが観察されることがあります。

 

人間が近寄ると怪我をすることがありますので要注意です。

 

特に、種牛を育てている農家での事故をよく耳にします。

 

相手は500kg以上の巨体なので、敵いませんね。

 

一方、雌牛には、乗賀許容の時間、つまりは授精適期があります。

 

21日周期で訪れるのは基本ですね。

 

雄牛がいる場合、雌牛のアプローチに誘発される形で交尾をするわけです。

 

雄牛は年中盛っているわけではありません。

 

タイミングがとても大事なのです。